OpenToonzではじめるアニメーション制作 (I・O BOOKS)

連番画像合成と彩色とオニオンスキンなグラフィックエディタが1つのバイナリになったアニメーション制作ソフトの解説本。
何も1つのバイナリにせんでも、と思わないでもないが、合成時に塗り残し発見!等作業が前後する事が多いならこの方が良いのかな。ちなみに無料。最近は何でも無料なのでプログラマはプログラミングで生計を立てるのが困難になりサポート業務に身をやつす者が多いと聞く。
連番画像の合成方法の指定は、AfterEffects系のタイムラインではなくて、フレーム毎に重ねるセルを方眼状に指定するタイムシート方式。私も8mmアニメ作ってた時にこういう表に従ってnew ZC-1000のシャッターボタンを押しては無反射ガラスを除けてセルを交換、シャッターボタンを押しては無反射ガラスを除けてセルを交換…を延々とやっていたので割と慣れ親しんだ形式だ。ボケっとしているとよく「あれ?今シャッター切ったっけ?あれ?」と分からなくなったものよ…。
セルの位置や効果の指定は右向きツリーレイアウトになっていて、ああ、こういう形で表現すれば良かったのか、と感心。いや回転とか移動って「回転してから移動」と「移動してから回転」では大違いのように順序が重要なんだけど、昔このタイムシートエディタを作った時はその辺が上手くいかず、結局割愛して、そういうのは後工程の映像編集ソフトにお任せにしてしまったのである。だが本来はそういう情報はカット毎に完結して然るべき。さすがはイタ公だ。ちなみに当時はその辺を考慮してXMLで手書きするレンダラも作ったんだが対応するXMLエディタを作ってるうちにVideoForWindowsが終わってしまって後釜のDirectShowは難しすぎたのだ。
ただイタリア製なのが原因なのか何なのか用語が独特。カラムとかレベルとかコラップスとか。日本語化する時に直せばよかったのに。
オニオンスキン機能が気になるので後でインストールしてみよう。透かして参照するレイヤー(のみ)が回せたりしないかしら。いや下の紙を回してなぞるのはよくやったので。

OpenToonzではじめるアニメーション制作 (I・O BOOKS)
泉津井 陽一
工学社
売り上げランキング: 91,975
OpenToonzではじめるアニメーション制作 (I・O BOOKS)